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肺炎にてオールリセット! [体調、コンディション]

横浜トラDNSを余儀なくされた風邪ですが、実はその後が長かった…。

■まさかの肺炎…

あれから間も無く3週間が経ちますが、いまだに尾を引いてます。
ただ事じゃありません。
そう、肺炎になってしまったのです。とほほ…。

あの時は「あー、あと一週間だけ前か後ろにずれて発症してくれればよかったのに、なぜピンポイントでこの時に…。」と恨み節を書きましたが、結果的に発症がレース1週間前でも2週間前でも、これでは結局だめでしたね。

■時系列でたどる

横浜トラ2日前 喉に違和感
横浜トラ1日前 喉痛い、現地入りしたものの39度の発熱でダウン。
横浜トラ当日 DNS。市販の風邪薬で何とか帰宅。
翌日 病院にて風邪の診断。インフルは陰性。
風邪薬を飲んでいる間は動ける。ただ喉が荒れてものすごい声になる。
続いて突如涙と目ヤニがとまらなくなり瞼がパンパンになる。
眼科では結膜炎の診断。風邪は関係ないと言われる。
目薬によって目の症状は2日ぐらいで治るが、最初の病院でもらった風邪薬を飲み切ってしまうと、再び39度の発熱。
週末静養するものの体調不良が続く。普段42程度の起床時心拍数は連日60まで上昇。
翌週からも何とか仕事に行くものの、朝は微熱でも日中どんどん熱が上がり、夜は39時近くまで上るという繰り返し。
仕事でも大失態をやらかし、おおいにへこむ。
帰りの電車は座らないと耐えられない。
初めの発熱からまる2週間経っても、よくなる様子がないので、いよいよ大きめの総合病院へ。
この頃になると、とにかくだるいのと激しい咳。歩くのも自転車もそこらのおばちゃんより遅い状態。
レントゲンの結果、肺炎の診断。
抗生物質を処方してもらい、ここからどんどん回復。
だるさはなくなり、咳も減る。ただ、深く深呼吸しようとすると咳き込んでしまう。(←いまここ)

ずーっと食欲もなく、体重は3キロ以上減ってしまいました。
筋肉がどんどん痩せてしまった感じです。
もちろんトレーニングはまったくできていないですし、正直に言いますと横浜から持って帰ってきたバイクも、輪行袋から出すことすらできずにいました。
2週間以上経ってようやく組み立て直すことができました。それぐらい何もする気が起きませんでした。

■肺炎の恐ろしさ

もっと早く二度目の受診をすればよかったのでしょうが、途中で目の方に変な症状が出たりして、病状がどんどん変わっていったので、この症状がおさまればよくなるはず、この症状がおさまれば、の繰り返しで判断に困ってしまいました。

総合病院における診断結果としては、最初はウイルス性の風邪だったものが、体が弱ったところでもともと体内にあったものか、外部から取り込んでしまったのかは分かりませんが、肺で菌が増殖してしまったという、言ってしまえばよくある肺炎併発パターン。
抗生物質がてきめんに効いたので、ウイルスではなく菌が原因の体調不良に途中から変わっていたようです。

ふと思ったんですけど、あのまま薬を飲まなかったらどうなっていたんでしょう。
抗生物質がない時代も肺炎はあったでしょうから、長い時間をかければ自力で回復したのかなぁ。とても良くなる気がしなかったけど。

いずれにしても、肺炎が日本人の死因の第3位に君臨している理由がよく分かりました。骨身にしみるとはまさにこのこと。
あの衰弱が来る日も来る日も続くとなると、高齢者には相当きついと思います。
昨日より今日と、復調の兆しが見えればまだ耐えられますが、体調不良の終わりが見えない日々は次第に病魔と戦おうという気力をも削いでいき、健康ってどんな感じだったっけと思い出せないほど弱気になりました。

■核家族の危うさ

このように、仕事には何とか行っていたものの、ほぼ2週間しんどい日々が続き、家事育児が全然できないままでした。
当然すべて妻ひとりが背負うことに。
頼りの義父母(二駅となりにお住まい)は、ちょうど熱海旅行に行っちゃったりしてたものだから余計に大変だったと思います。
「うぅ、治ったら恩返しするからね…」と言っていたのですが、言うばっかりでいつまで経っても治らない私に、最終的には「もう、早く良くなってよ!」と言う妻。
娘のかまってかまってのアクションにもだんだん応じる余裕がなくなっているのが横で(ぐったりしながら)見ていてもよく分かり、そんな二人を見ているのが忍びなくて…。
すべては、ズルズル体調不良を続ける自分が原因なのですが、この時ひとり倒れると途端に生活が回らなくなるという、核家族の危うさを痛感しました。

■オールリセット。開き直るしかない!

さて、話をトライアスロンに戻しますと、残念ながら横浜は出場がかないませんでしたが、幸いシーズンは始まったばかりです。
まだ募集も始まっていませんが、今年は福島会津で行われるうつくしまトライアスロン(スタンダード)を目指そうともともと考えていたので、これからそちらに照準を合わせます。
当初の目論見としては、横浜(スプリント)までにある程度仕上げて、その後より長い距離に対応できるよう、調整していこうと思っていました。
横浜前まではある程度目標通り、高強度の刺激を入れるようなトレーニングができていたのですが、結局ここ3週間のノートレによって体力は落ちるとこまで落ちてしまいました。とほほ。

しかし、落ち込んでばかりもいられません。
無理やり今回の体力不良を前向きにとらえるとしたら、次のようなメリットがあげられます。

(1)疲労が抜け切った筋肉の状態を知ることができた。
そう、今まで3日と開けずにトレーニングを続けていたので、三種目で筋肉を使い分けるとは言っても、やはり常にある程度の疲労がどこかしらにある毎日でした。
だから、整体で「だいぶ筋肉が硬くなってますね」と指摘されても、いまいち自分では分かりませんでした。
その強張りのある状態が通常だったので。
ところが今回まる2週間以上まったくトレーニングをしなかったところ、さすがに筋肉疲労はゼロに。
ハムもふくらはぎも、自分で触ってそのふわふわした柔らかさにびっくりしました。
これが本当の筋肉の柔らかさなのか!
まぁ、だからといってこのゆるみきった状態が一番いいパフォーマンスが発揮できるかと言えばまた違うのでしょうが、普通だと思っていたいつもの筋肉は実はある程度凝り固まった状態だった、ということを知っただけでも大きな収穫でした。

(2)正しい動き、正しい筋肉をつけるにはうってつけ。
体はなまり、筋肉はおち、走り方、泳ぎ方すべて忘れてしまいました。
逆に言うと、悪い癖なども忘れたということで(希望的観測)、ここですぐにがむしゃらに体力を戻そうと焦らずに、丁寧に動きづくりを行えば、リセットされた身体に正しい動きがインストールできるのではないか、と期待しています。
それによって、使うべきところの正しい筋肉がきちんと発達してくれるかもしれません。

(3)健康のありがたさを知り、その継続には自己投資をしようと決意が固まる。
ほんと、これにつきますね。
毎日トレーニングできるという健康体って、失ってみて本当にかけがえのないものだったことに気づかされました。
もう絶対こんな目には会いたくない!
日常の食事など、ついお財布に優しいものの方にいってしまいますが、健康はまさにプライスレス!それを維持するための投資は惜しむべきではないと痛感しました。
といっても、高価な健康食品などに走るとかいうわけではなく、野菜やフルーツは多少高くても買う、とかそういう話です。
だって、今回の損失って言ったら恐ろしいですよ。
えーと、横浜トライアスロンのエントリー費用、横浜までの往復交通費、事前にホテルに送った荷物の輸送費、これらはもちろんレースに出られたなら仕方ないものでしたが、DNSだと本当にただの払い損。それに加えて全部で三回かかった病院の診察代や薬代。あー、計算したくもない!
それに比べれば、日常自分を含め家族全員の健康を維持するための投資なんて、本当に取るに足らないものです。

これから一年間、五月下旬が誕生日なので、次の誕生日を迎えるまで、風邪をひかずに乗り切ることを目指すことにします!
そのためにできることは何か。自分なりの対策をあらためてまとめたいと思います。



[追記]まとめてみました。

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コメント 2

tof

初めまして。
ここ何年かでトライアスロンを始めて、参考になるサイトをいろいろ拝見させていただいてます。

肺炎とは大変でしたね。

私も3年前にまさかの肺炎になり、去年・今年と肺炎にはならなかったのですが、40度近い熱の風邪に苦しみました。トレーニングを始める前はそんなことなかったのに...

仕事にも穴が開くし、家族からはあきれられるし、症状も辛かったです。
(インフルエンザなんて、肺炎に比べれば楽な方です)

普段は体調が良いので、トライアスロンは続けていますが、できるだけ酷い風邪をひかないように研究中です。

・風邪の初期症状に気を付けて、おかしいと感じたらすぐ休む
・仕事等精神的ストレスが強いときは、トレーニング量を控える
・筋肉に負荷をかけたときは数日休む(有酸素系も控える)
・体力勝負ではなくテクニカル向上を目標にする
・タンパク質を継続的に摂る(肉卵魚等)

月並みですが…
風邪をひかない有効な手立てがあったら、また報告します。

お大事に

by tof (2017-06-05 12:39) 

mahhy

tofさん
はじめまして。コメントありがとうございます!
おぉ、まさに同じような症状ですね。
風邪対策、いろいろありがとうございます。
「おかしいと感じたらすぐ休む」これがなかなか難しいんですよねぇ。
私も、とりあえずできそうな対策をまとめてみましたんで、参考にしてみてください。
これからもよろしくお願いします。
お互いトレーニングほどほどにがんばりましょう!
by mahhy (2017-06-06 22:03) 

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