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[再録]2014昭和記念公園トライアスロンレポート [レース]

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この記事は2012年の昭和記念公園トライアスロンのレースレポートです(旧ブログの記事を加筆修正して再録)。


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さてさて、公式リザルトも発表されましたので、先日の昭和記念公園トライアスロンについてまとめておきます。
スプリントの短いやつでしたから、レポートも一回にまとめるぞ。と気合を入れたら、かなり長〜〜くなっちゃいました…。ご勘弁を。

当日は本当に気持ちいい青空でした。朝方はひんやりした空気に秋を感じましたが、日が登るとともに気温もあがってレース時刻にはおそらく27、8度くらいになったかと思います。絶好のレース日和!

会場までは輪行で電車を乗り継ぎ向かいました。
受付を済ませて会場に着いたのが10時。予定していたよりも遅くなってしまい、準備に追われる始末。どうも気合が入っていませんね。
トランジションエリアへの立ち入り禁止時刻が刻一刻と迫ってくる中、焦りながらバイクメンテナンスで空気入れ。
しかし同じようなギリギリさんは結構いるようで、気づくと空気入れ待ちの列が後ろに。はわわ。
一応自宅でしっかり入れてきたので、まぁいいか、後ろの人も間に合わなくなるし、と小心ぶりを発揮して後輪だけ空気を入れて前輪は省略!
うーん、今後はもっと時間に余裕を持とう。本当はマイポンプを持参するべきなんでしょうが、車じゃないとちょっと厳しいですね。

どたばたとトランジションにバイクその他をセットして、なんとかセーフ。
私はウェーブが後の方なので、それからスタートまでは結構時間があったのですが、レース準備をしたり、最後の補給食を食べたり、ストレッチしたり、コースの下見に行ったり、なんやかんや忙しい…。

招集時間が近づいてきたので、プールへ。普段は流れるプールとして使われている周回型プールがスイムコースです。ここを2周と1/3。
試泳時間になったので軽く泳いでみました。思ったより水温は低かったです。
泳いだ感じは、まぁいつも通り?

さて、時間となりました。アンクルバンドを受け取り、プールに入って号砲を待ちます。
今回はあまり気負い(気合?)がないので、いつになく平常心です。
自分の実力を考え、スタート位置は集団の真ん中ぐらい。以前は最後尾に引っ込んでいたので、少しは自信がついたということか?
S字のようにくねっているところもあるコースなので、やみくもに泳がずヘッドアップ、きつかったら無理せず立ってコース確認、という作戦です。

で、いざスタート。まずは集団で芋洗い状態で泳ぎます。
このところスイムもインターバルなどきつい練習をしていなかったので、750mとは言え無理したらつぶれると思い、がんばらないリラックススイムでいきます。
時折ヘッドアップでコースを微調整。一周目は割にすんなり終了。
でも二周目に入ると、だんだん腕に乳酸がたまってきました。それまで以上に伸びの時間を長めにして腕を休ませます。
ヘッドアップすると体力がみるみる目減りしていく感じがしたので、立ち上がって前を確認する回数が増えてきました。それでもコースのイン側を泳いでいたはずなのに、アウトの壁にぶつかったりと、蛇行が増えだいぶタイムが落ちてきている気がしました。
終盤になると、こっちはクロールなのに、隣の平泳ぎの人がなかなか引き離せなかったり、どんだけ遅いんだ?と。
それでも焦ってペースアップをすることは控え、あくまでリラックススイムでいきます。前回はキックで脚に力を込め過ぎたため、バイク、ランで腿がつりそうになった苦い経験があります。

そんな感じで追い込みすぎずふわっとスイムアップ。リザルトによるとタイムは12'27"で、全体の256位。うーん、まさに真ん中くらいですね。

トランジションはモタモタと。ポラールRC3GPSのベルトがなかなか手首に巻けなかったり、バイクシューズのストラップが穴に入らなかったり。やはりあたふたセッティングして、一連の動作を頭に叩きこまなかったのでダメですね。
バイクを押しながら乗車位置までそこそこの距離を走って、いざスタート。

走り始めてすぐにトランジションで腕につけたポラールが何やらセンサーエラーを訴えていることに気づきました。ありゃ?
今回は心拍数は測らないことにして心拍ベルトは付けていません。トランジションのタイム短縮のためです。
まぁ、コースは4周なので距離が計測できなくても周回ミスはしないだろうと開き直りました。
どれぐらいのスピードが出ているのか分かりませんが、脚の乳酸のたまり具合や息の上がり方で、おおよそ適正ギアは分かります。
無理せず気持ち軽めのギアで、最後までもつように走ります。大きな上り下りはありませんが、細かなアップダウンはあるので、結構こまめにギアを変えました。
前回の榛名湖トライアスロンから実戦投入したDHバーに装着のエアロボトルから、時折ポカリをチューチューと。
じわじわと周りを抜かしていきますが、時折桁違いのスピードで追い抜かれます。時速30キロ台後半でしょうか。憧れるなぁ。

あとでポラールを見ると、なぜか計測ができてました。調子が悪かったのは最初だけのようです。焦らずちゃんと表示を見ればよかった…。
それによれば平均時速は32.8km。今の自分にしては上出来かな。
平均ケイデンスは96。思ったよりクルクル回していたようです。
おかげで最後まで腰がきつくなって苦しむこともなく、無事バイク終了〜。
リザルトではバイクのタイムは42'10"。全体の98位。まぁ、バイクはこんなもんでしょう。

バイクから降車し、また長いトランジションへの道をクリートシューズでカツカツと走ります。こんなに長いなら、降車前に裸足になっておいた方がよかったかも。でも狭い道で前も詰まっていたから、あまり変わらなかったかな。

さて、バイクをラックに掛けて最後のランに向けて急いで準備します。
ヘルメットを脱いでキャップをかぶりサングラス。バイクシューズを脱いだら足の裏を一度しっかり拭いて(濡れてたり異物があると豆になるので)ゴム紐ランニングシューズをさっと履きます。
ポラールはバイクモードを終了して、ランニングモードで再び計測開始。すぐにGPSをひろってくれたので安心してスタートです。

ランパートは3周です。ブリックラントレーニングを怠ったためか、やはり走り始めはやや脚が重たい。
本当はグングン抜きたいのですが、そう思ってるのは頭だけで、実際はひたひたと少しずつ前走者に追いついて引き離すという感じです。
それでいて息もあがってきて、いつになくきつい状態になってきました。
疲れて思考能力が鈍ってきていると感じたのが一周目の最後です。周回の人はUターン、ゴールの人は直進する箇所があって、その10m手前ぐらいにそれを案内する表示板が置いてあったのですが、なぜかその手前の表示板を見て、そこで折り返そうとしてしまいました。
でも、なんかおかしい気がして(こんな分かりにくい折り返しがあるじゃろか?と)曲がる前でストップしてスタッフの人を探し、一応聞いてみました。
「あの〜、ここで折り返していいんでしょうか?」
「いや、この先です」
だ〜、やっぱり!なんちゅうタイムロス…(おおげさ、実際は多分数秒なんですけど、その時はへこみました)。その案内板の先にも誘導のコーンが置いてあったので、通常なら間違うはずもないところなのですが。よほどへばっていたんでしょう。
気を取り直して2周めへ。脚がようやくほぐれてきた感覚があったので、待ってました。さぁこれからだ!とギアチェンジ!
…のはずが、悲しいかな、ペースを上げるとともに息がだいぶあがってきてしまい、右腹に強烈なさし込むような痛みが…。
はるトラの時もさし込みで終始ペースダウンを余儀無くされましたが、その時は濃度の高いエナジードリンクで胃腸に負担がかかったために起きたものと分析しました。
その反省をいかして、今回は薄めのポカリをちびちび飲むだけにしたのですが。
再び起きた腹痛。前回の分析は間違いだったのか?
いや、痛む位置や感覚が若干違うような。と言っても、この時はそれ以上深く考える余裕はなし!
後で調べた限り、今回の痛みはおそらく横隔膜の引き攣りが原因かと。息があがるほどに痛みが増したので。あらためてしっかり分析したいと思います。まぁ、これは単純に練習不足、そしてオーバーペースですね。

なんにせよ、この痛みでペースダウンを余儀無くされます。
なんでこんなつらいことしてるんだろ?と思っちゃうのはいつものことですが、今回初めて「歩こうかな?」とまで思ってしまいました。はい、よほど苦しかったようです。
でもこれが終わればあと一周なので、なんとか気持ちを奮い立たせてひたひたと走ります。時折快調に飛ばす人に抜かれますが、着いていく力はなし…。
ようやく3周目に入りました。さぁラスト。腹痛も心なし落ち着いてきたので、出し切るべし!と自分をプッシュします。
呼吸はもはやヒィヒィで、足音よりもその声で前走者が私に気づき道を譲ってくれること数回。
でもスピードはだいぶ上がってきました。後のウェーブの猛者にぶち抜かれますが、テンポを上げるとその背中が遠ざかることなく、何とか食らいついていけたので。
最初に間違えた折り返し箇所を過ぎ、最後は直線。出し切るべし!と再び念じて猛ダッシュ。短距離走のようなスピードで(自分のイメージでは)数人抜き去り、単独でゴールテープを切ることができました。

いつものことながら、ゴール後のもう走らなくていいんだ、と心底ほっとする瞬間が最高です。
リザルトによると、ランパートのタイムは18'32"。順位は27位。

さて、このタイムですが普通に5km走ったものとして計算すると、平均速度がキロ3'42"になります。
はっきり言ってありえません。
前回も思ったよりタイムがよくて不思議に感じた記憶があるのですが、今回はGPSで計測できたので、本当の距離がわかりました。
自己計測では、走った距離は4.62km(トランジションエリア含む)。平均速度はキロ4'06"でした。うん、これなら納得。
キロ4分を切るのが目標なので、だめっちゃだめですが、はるトラ後のダレ具合を考えれば、いまできるベストは尽くせたかな。

あ、総合タイムは1時間13分。前々回より前回、前回より今回、とタイムは向上しているので、まだまだこれからも伸びると信じてがんばりたいと思います。

でも、この大会は3回も出たのでもういいかな、という気がしています。体力的にも経済的にも、1年に多くて2回ぐらいしかトライアスロンレースには出られないですし、興味深いレースは全国にたくさんあるので。

さ〜て、シーズンオフを楽しもうっと!

>過去の昭和記念公園トライアスロンレースレポートのまとめへ戻る。

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