SSブログ

251日ぶりのバイク実走。ローラー台トレの成果と限界と [バイク]

160522.jpg

土曜日の早朝にロードバイクで彩湖に繰り出してきました。


スポンサードリンク

■なんと8ヶ月、外を走っていなかった…。

トライアスロンの3種目の中で、1番競技時間が長いのがバイクパートです。
したがって、バイクのトレーニングも、ある程度の距離と時間を乗ってなんぼ、というところがあります。

私も一昨年は片道2時間ぐらいかけて埼玉の物見山へ行き、登りの練習をしたりしていました。
その甲斐あってか、その年に出場した榛名湖トライアスロンではバイクで自分にしては上々の成績を出せました(特にバイクが強いわけではない私にしては、ですよ)。

しかし、このブログを読んでくださっている方はもう耳タコかと思いますが、昨年子供が生まれてからはそうそう長時間休みの日に家をあける、ということができず、トレーニング方法としてベストではないと知りつつも、固定ローラー台を使っての室内トレーニングが中心となりました。

トレーニングの記録を見直すと、最後にバイクで実走したのは、昨年の9月13日。
なんと実に251日!8ヶ月以上全く外を走っていなかったことが判明したのです!

しかし、7月あたまにはスプリントとは言え、レースを控える以上(「昭和記念公園大会にあいるびーばっく」参照)、実走の感覚も思い出しておかないといけません。
ということで、出発してきました。

■再開の地は彩湖

5時40分、家族が寝静まってる間に自宅を出て、自走で彩湖を目指します。
一般道を走った感覚としては、これといった違和感なし。
いくら久々と言っても、バイクの乗り方自体を忘れるわけじゃありませんね。

彩湖に到着していざ周回走開始。
土手の上下をひたすら周回するストイックなコースもありますが(どちらかというと上級者、速い人はこっちのイメージ)、私は湖の周りをぐるりと走る周回コース(1周4.6kmぐらい)の方が好みです。

こちらはランナーもいれば、ウォーキングや犬の散歩の人もいます。
日中になると、小さなお子さん連れもたくさん遊びにきますので、そうなったらもう終わりで、スピードを出したトレーニングはできません。
でも道幅も十分広いので、早朝なら周囲に注意していれば、がっつり走り込んでも大丈夫です。

この周回コースの方が、ひたすらどストレートを走る土手コースよりも、多少変化があるので曲がる、上る、下る、といったバイクの感覚が磨けるかなぁと思いまして。

自分の中でスタート地点と決めている場所を通過と同時に、Polar RC3GPSのラップボタンを押して計測開始。
まずは少し回転数高めで1周。半周はやや向かい風か(ずっとローラー台だったため、この風圧が向かい風によるものなのか、自分でスピードを出して感じているだけなのか、すこし自信なし…)。
橋を渡った先のカーブ地点で、犬の散歩の人たちが集まっていたため、安全速度まで落として通過。

2周目は、1枚ギアを重く。
見晴らしのいいストレートでは、ブラケットを交換して低くなったDHバーの具合を確かめるべく、エアロポジションで(「profile designのL1ブラケットによるフォームの変化(比較画像あり)」参照)。
こういう確認は、実走でしかできませんからね。
多少しゃくり気味にセッティングしていたんですが、悪くない気がします。
前より(その「前」が昔すぎていまいち自信はないのですが)ぐっと上体が低くなる感じがします。これでバーにもたれかからずに、ペダルを回すことができれば結構ペースアップできそうかな。

坂を下ってスピードが乗ったところで土手下コースと合流するポイントがあるのですが、ちょうどそのポイントに散歩の老夫婦が立ち止まっていたため、今度は完全停止。徐行ですり抜けてから再度スピードアップ。

実はタイムリミットの関係で2周でさっくり切り上げるかと思っていたのですが、2周回とも大幅減速があったため、ちゃんとしたタイムがとれていないことが気になり、せっかく久々の実走なんだから現状の実力をしっかり把握しておきたいと考え、もう1周おかわりすることに。

3周目は向かい風も何のそのでグイグイ漕いで、帰りのバックストレートは追い風にのってグイグイ。今度は特にペースダウンすることもなく走りきりました。

で、今度こそ切り上げてまっすぐ帰宅。ちょうど娘が起きて朝ごはんをあげるところでした。
ヘルメット姿のいつもと違う風体の父親にきょとんとする娘。
さすがに別人と思われて泣かれなかったので、ほっとしました(サングラスしてたら危なかったか?)。

■コツコツローラー台トレの成果は?

あらためてPolarのデータを確認しました。
1周 8:43/154bpm/31.6kmh/92rpm(途中減速あり)
2周 8:44/159bpm/31.5kmh/88rpm(途中一時停止あり)
3周 8:30/166bpm/32.3kmh/91rpm

途中減速があったことをふまえると、おそらく3周とも同じぐらいのペース(32km/h)で走っていたのかな、と思います。

8ヶ月前に彩湖の周回練をした時の記録とほぼ同じでした。まぁ、実走なんて風向き次第で速度は全然変わるので、参考程度の比較にしかなりませんけどね。
(参考値:昨年9月)
1周 8:44 147bpm 31.4kmh 95rpm
2周 8:31 157bpm 32.3kmh 90rpm
3周 8:21 163bpm 32.9kmh 90rpm

ひとまずは、30km/h巡航ができる力が残っていたことに安堵しました。
コツコツ30分限定ローラートレーニングだけを続けてきましたが、無駄ではなかった!

でも本音としては、もう少しレベルアップしてるのではと期待していたんですけどね。
なぜならローラー台で出せる速度は、コツコツ続けたおかげで去年よりも多少上がっていたからです。
ローラー台のレベルアップが実走のレベルアップと直結しないところが、バイクの難しさであり奥深さでもありますね。

さらにさかのぼってトレーニング記録を見ると、先ほど触れた一昨年の榛名湖トライアスロン出場前は、彩湖を33km/hで8周回とかしていました。
おそらくこれが自分の中で一番バイクが走れていた時だと思うんですけど、同時期のローラー台の記録を見ると、今の方が上なんですよね。
あの時はやっぱりローラー台の他に、実走で乗り込んでたからなぁ。うむむ。

■結論 : トレーニング効果うんぬんはさておき、実走はやっぱり最高!

ま、何はともあれ、室内にとじこもっていたところから、外に出て走れたのは大きな進歩です。
早起きすれば、これぐらいの練習時間は確保できそうなので、なるべく週末一回は外を走りたいところですね。

ローラー台の成果と、その限界をなんとなく実感することになった今回の超久々ライドでしたが、そういった細かいことは抜きにして、やっぱりバイクで風を切るのは最高でした。
トライアスロンとか、記録とか関係なく、もともとはこの爽快感を味わいたくてバイクを始めたんですからね。
あまり頭でっかちにならずに、これからも長くバイクと付き合っていきたいと思います。

[関連記事]
179日ぶりにローラー台で30分テスト走。はたしてその結果は?
心拍数がすべてではないと思うローラー台トレーニング
実走で試されるローラートレーニングの成果(二の足踏むならペダルを踏め)
ローラー台、ようやく3ヶ月前の自分のレベルまで…

★送料無料★POLAR/ポラール RC3 GPS HR ハートレートモニター【心拍計】【腕時計】【ウォッチ】【自転車】【トライアスロン】

価格:30,857円
(2016/5/22 18:40時点)




日々のトレーニングなどをつぶやいてます。トライアスリート、サイクリスト、ランナーの方々、よろしければフォローしてみてくださいませ。


nice!(3)  コメント(0)  トラックバック(2) 
共通テーマ:スポーツ

nice! 3

コメント 0

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

トラックバック 2

トラックバックの受付は締め切りました

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。