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[再録]2014昭和記念公園トライアスロンレポート [レース]

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この記事は2012年の昭和記念公園トライアスロンのレースレポートです(旧ブログの記事を加筆修正して再録)。


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さてさて、公式リザルトも発表されましたので、先日の昭和記念公園トライアスロンについてまとめておきます。
スプリントの短いやつでしたから、レポートも一回にまとめるぞ。と気合を入れたら、かなり長〜〜くなっちゃいました…。ご勘弁を。

当日は本当に気持ちいい青空でした。朝方はひんやりした空気に秋を感じましたが、日が登るとともに気温もあがってレース時刻にはおそらく27、8度くらいになったかと思います。絶好のレース日和!

会場までは輪行で電車を乗り継ぎ向かいました。
受付を済ませて会場に着いたのが10時。予定していたよりも遅くなってしまい、準備に追われる始末。どうも気合が入っていませんね。
トランジションエリアへの立ち入り禁止時刻が刻一刻と迫ってくる中、焦りながらバイクメンテナンスで空気入れ。
しかし同じようなギリギリさんは結構いるようで、気づくと空気入れ待ちの列が後ろに。はわわ。
一応自宅でしっかり入れてきたので、まぁいいか、後ろの人も間に合わなくなるし、と小心ぶりを発揮して後輪だけ空気を入れて前輪は省略!
うーん、今後はもっと時間に余裕を持とう。本当はマイポンプを持参するべきなんでしょうが、車じゃないとちょっと厳しいですね。

どたばたとトランジションにバイクその他をセットして、なんとかセーフ。
私はウェーブが後の方なので、それからスタートまでは結構時間があったのですが、レース準備をしたり、最後の補給食を食べたり、ストレッチしたり、コースの下見に行ったり、なんやかんや忙しい…。

招集時間が近づいてきたので、プールへ。普段は流れるプールとして使われている周回型プールがスイムコースです。ここを2周と1/3。
試泳時間になったので軽く泳いでみました。思ったより水温は低かったです。
泳いだ感じは、まぁいつも通り?

さて、時間となりました。アンクルバンドを受け取り、プールに入って号砲を待ちます。
今回はあまり気負い(気合?)がないので、いつになく平常心です。
自分の実力を考え、スタート位置は集団の真ん中ぐらい。以前は最後尾に引っ込んでいたので、少しは自信がついたということか?
S字のようにくねっているところもあるコースなので、やみくもに泳がずヘッドアップ、きつかったら無理せず立ってコース確認、という作戦です。

で、いざスタート。まずは集団で芋洗い状態で泳ぎます。
このところスイムもインターバルなどきつい練習をしていなかったので、750mとは言え無理したらつぶれると思い、がんばらないリラックススイムでいきます。
時折ヘッドアップでコースを微調整。一周目は割にすんなり終了。
でも二周目に入ると、だんだん腕に乳酸がたまってきました。それまで以上に伸びの時間を長めにして腕を休ませます。
ヘッドアップすると体力がみるみる目減りしていく感じがしたので、立ち上がって前を確認する回数が増えてきました。それでもコースのイン側を泳いでいたはずなのに、アウトの壁にぶつかったりと、蛇行が増えだいぶタイムが落ちてきている気がしました。
終盤になると、こっちはクロールなのに、隣の平泳ぎの人がなかなか引き離せなかったり、どんだけ遅いんだ?と。
それでも焦ってペースアップをすることは控え、あくまでリラックススイムでいきます。前回はキックで脚に力を込め過ぎたため、バイク、ランで腿がつりそうになった苦い経験があります。

そんな感じで追い込みすぎずふわっとスイムアップ。リザルトによるとタイムは12'27"で、全体の256位。うーん、まさに真ん中くらいですね。

トランジションはモタモタと。ポラールRC3GPSのベルトがなかなか手首に巻けなかったり、バイクシューズのストラップが穴に入らなかったり。やはりあたふたセッティングして、一連の動作を頭に叩きこまなかったのでダメですね。
バイクを押しながら乗車位置までそこそこの距離を走って、いざスタート。

走り始めてすぐにトランジションで腕につけたポラールが何やらセンサーエラーを訴えていることに気づきました。ありゃ?
今回は心拍数は測らないことにして心拍ベルトは付けていません。トランジションのタイム短縮のためです。
まぁ、コースは4周なので距離が計測できなくても周回ミスはしないだろうと開き直りました。
どれぐらいのスピードが出ているのか分かりませんが、脚の乳酸のたまり具合や息の上がり方で、おおよそ適正ギアは分かります。
無理せず気持ち軽めのギアで、最後までもつように走ります。大きな上り下りはありませんが、細かなアップダウンはあるので、結構こまめにギアを変えました。
前回の榛名湖トライアスロンから実戦投入したDHバーに装着のエアロボトルから、時折ポカリをチューチューと。
じわじわと周りを抜かしていきますが、時折桁違いのスピードで追い抜かれます。時速30キロ台後半でしょうか。憧れるなぁ。

あとでポラールを見ると、なぜか計測ができてました。調子が悪かったのは最初だけのようです。焦らずちゃんと表示を見ればよかった…。
それによれば平均時速は32.8km。今の自分にしては上出来かな。
平均ケイデンスは96。思ったよりクルクル回していたようです。
おかげで最後まで腰がきつくなって苦しむこともなく、無事バイク終了〜。
リザルトではバイクのタイムは42'10"。全体の98位。まぁ、バイクはこんなもんでしょう。

バイクから降車し、また長いトランジションへの道をクリートシューズでカツカツと走ります。こんなに長いなら、降車前に裸足になっておいた方がよかったかも。でも狭い道で前も詰まっていたから、あまり変わらなかったかな。

さて、バイクをラックに掛けて最後のランに向けて急いで準備します。
ヘルメットを脱いでキャップをかぶりサングラス。バイクシューズを脱いだら足の裏を一度しっかり拭いて(濡れてたり異物があると豆になるので)ゴム紐ランニングシューズをさっと履きます。
ポラールはバイクモードを終了して、ランニングモードで再び計測開始。すぐにGPSをひろってくれたので安心してスタートです。

ランパートは3周です。ブリックラントレーニングを怠ったためか、やはり走り始めはやや脚が重たい。
本当はグングン抜きたいのですが、そう思ってるのは頭だけで、実際はひたひたと少しずつ前走者に追いついて引き離すという感じです。
それでいて息もあがってきて、いつになくきつい状態になってきました。
疲れて思考能力が鈍ってきていると感じたのが一周目の最後です。周回の人はUターン、ゴールの人は直進する箇所があって、その10m手前ぐらいにそれを案内する表示板が置いてあったのですが、なぜかその手前の表示板を見て、そこで折り返そうとしてしまいました。
でも、なんかおかしい気がして(こんな分かりにくい折り返しがあるじゃろか?と)曲がる前でストップしてスタッフの人を探し、一応聞いてみました。
「あの〜、ここで折り返していいんでしょうか?」
「いや、この先です」
だ〜、やっぱり!なんちゅうタイムロス…(おおげさ、実際は多分数秒なんですけど、その時はへこみました)。その案内板の先にも誘導のコーンが置いてあったので、通常なら間違うはずもないところなのですが。よほどへばっていたんでしょう。
気を取り直して2周めへ。脚がようやくほぐれてきた感覚があったので、待ってました。さぁこれからだ!とギアチェンジ!
…のはずが、悲しいかな、ペースを上げるとともに息がだいぶあがってきてしまい、右腹に強烈なさし込むような痛みが…。
はるトラの時もさし込みで終始ペースダウンを余儀無くされましたが、その時は濃度の高いエナジードリンクで胃腸に負担がかかったために起きたものと分析しました。
その反省をいかして、今回は薄めのポカリをちびちび飲むだけにしたのですが。
再び起きた腹痛。前回の分析は間違いだったのか?
いや、痛む位置や感覚が若干違うような。と言っても、この時はそれ以上深く考える余裕はなし!
後で調べた限り、今回の痛みはおそらく横隔膜の引き攣りが原因かと。息があがるほどに痛みが増したので。あらためてしっかり分析したいと思います。まぁ、これは単純に練習不足、そしてオーバーペースですね。

なんにせよ、この痛みでペースダウンを余儀無くされます。
なんでこんなつらいことしてるんだろ?と思っちゃうのはいつものことですが、今回初めて「歩こうかな?」とまで思ってしまいました。はい、よほど苦しかったようです。
でもこれが終わればあと一周なので、なんとか気持ちを奮い立たせてひたひたと走ります。時折快調に飛ばす人に抜かれますが、着いていく力はなし…。
ようやく3周目に入りました。さぁラスト。腹痛も心なし落ち着いてきたので、出し切るべし!と自分をプッシュします。
呼吸はもはやヒィヒィで、足音よりもその声で前走者が私に気づき道を譲ってくれること数回。
でもスピードはだいぶ上がってきました。後のウェーブの猛者にぶち抜かれますが、テンポを上げるとその背中が遠ざかることなく、何とか食らいついていけたので。
最初に間違えた折り返し箇所を過ぎ、最後は直線。出し切るべし!と再び念じて猛ダッシュ。短距離走のようなスピードで(自分のイメージでは)数人抜き去り、単独でゴールテープを切ることができました。

いつものことながら、ゴール後のもう走らなくていいんだ、と心底ほっとする瞬間が最高です。
リザルトによると、ランパートのタイムは18'32"。順位は27位。

さて、このタイムですが普通に5km走ったものとして計算すると、平均速度がキロ3'42"になります。
はっきり言ってありえません。
前回も思ったよりタイムがよくて不思議に感じた記憶があるのですが、今回はGPSで計測できたので、本当の距離がわかりました。
自己計測では、走った距離は4.62km(トランジションエリア含む)。平均速度はキロ4'06"でした。うん、これなら納得。
キロ4分を切るのが目標なので、だめっちゃだめですが、はるトラ後のダレ具合を考えれば、いまできるベストは尽くせたかな。

あ、総合タイムは1時間13分。前々回より前回、前回より今回、とタイムは向上しているので、まだまだこれからも伸びると信じてがんばりたいと思います。

でも、この大会は3回も出たのでもういいかな、という気がしています。体力的にも経済的にも、1年に多くて2回ぐらいしかトライアスロンレースには出られないですし、興味深いレースは全国にたくさんあるので。

さ〜て、シーズンオフを楽しもうっと!

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[再録]2012昭和記念公園のリザルトから考える現状と今後 [レース]

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この記事は2012年の昭和記念公園トライアスロンのレースレポートです(旧ブログの記事を加筆修正して再録)。


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2012年9月8日に行われました昭和記念公園トライアスロンのリザルトを、チームケンズのサイトにて確認いたしました。
結果は、自分の予想よりはやや上といったところでした。

総合は一応二桁番台に入れました。去年よりは50ぐらい順位はアップ!ま、同じ方が出てるわけではないから、比べてもって気もしますが、一応の目安として。

さて、各種目はどうだったか。
まず超苦手種目のスイム。そのタイムはと言いますと、13分ちょっとで、スイム順位は200番台後半でした。
それでも、えらいぞ自分!
だって去年は15分かかって、順位も400番台でしたから。
たしかに泳げる人から見たら笑っちゃうタイムかもしれませんが(そして実際にはそんな風に小馬鹿にするような人はいないのでしょうが)、一年で200人近く抜いたと考えれば悪くないと思いませんか?

続いてバイクは43分。去年よりは少しタイムアップしましたが、まだまだ勝負できるレベルではありませんね。サイコンの計測ではアベは33.3km/hでした(トランジションまでの手押し区間も計測に入ってますが、そう大きくは変わらないでしょう)。
リザルトを見ていて実感したんですけれど、レースの総合時間の中でバイクパートが占める割合は、他のスイム、ランとは段違いですね。バイクのレベルアップが総合タイム向上に一番効果的かも。

そして最後のラン。自分の中で大失速の悔いばかりが残る走りでしたが、それでも去年よりはほんの少しタイムアップ。順位も20位台だったので、三種目の中では得意と言ってもいいですかね。

さて、そんな現実を知ったところでこれからのおおまかなトレーニングの計画と目標を考えてみました。
とりあえずトライアスロンはオフシーズンに入りますので、じっくり各種目を鍛えていこうと思います。
スイムはもとがダメダメなので、まだまだレベルアップできるはずです。
とりあえずまたトータルイマージョンのスイムレッスンを受けてみようかと。
なんとかそれでコツのかけらでもつかんで、目指せ来年こそは海デビュー、オリンピックディスタンスデビューです!

次にバイクは、そもそも現状は乗る回数が少なすぎるし、一回に乗る距離も短い(50km程度)。これではなかなか力がつかないことはよく分かってます。
もう少し時間をやりくりして乗る機会を増やしましょう。そして、登りはやっぱり力がつくと言うので、ヒルクライムには興味が無いのですが、峠もたまには行きましょう。

そしてランは、今回のような急ブレーキがなければ、もう少し攻めの走りができたと思うので、これからもコツコツ積み上げです。
秋口からは10kmやハーフのレースにもエントリーしてますので、それをうまく活用して力をつけていきたいところです。

ま、そんなに思い通りにはいかないでしょうけどね。でもワクワクしますね。

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[再録]2012昭和記念公園トライアスロン(失意のラン編) [レース]

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まだレースの筋肉痛が抜けません…。階段がつらいです。

さて、レースレポートの続きです。なんとかバイクパートも終了した昭和記念公園トライアスロン。残すところは5kmのランのみ!しかし、脚が…。

バイクフィニッシュ地点で降車し、また長い長い乗車禁止エリアをバイクを押して、トランジションエリアまで走ったのですが、この時すでに脚はヘロヘロ。
バイクをラックに掛け、ヘルメットを外し、シューズを履き替えるためとは言え、たまらずどかっと腰をおろしてしまいました。腰をおろすと、体にたまった疲労がよく分かりました。
でも残すは、たかだか5kmです。いつもの練習ではあっという間に終わってしまうような距離です。何とかやれるはず。自分に言い聞かせて、しっかりとランシューの紐を結びました。
さぁ、完走へ向けてランパートのスタートです!

ランは折り返しのコースを3周してゴールです。
走り始めると、脚がまったく思うように動かないことがすぐに分かりました。本番前までに結局2回ぐらいしかブリックランはできませんでしたが、その時には感じなかったもたつき、もどかしさを感じます。うむむ。
バイク後のランで脚がしっかり回るようにと、バイクのフィニッシュ前から軽いギアをクルクル回していたのですが、今回に限っては効き目が薄かったようです。というよりも、脚の筋肉そのものがへばっていたら、何をやってもだめなのかも。

しかし1周目を走っている私は、きっと徐々に脚が動き始めるだろうと淡い期待を抱いていました。そんな期待も、2周目に入ったところで打ち砕かれましたが。
そろそろペースアップしなければ、と焦り始めた2周目ですが、何ということでしょう。前モモが攣りそうになってきました。冗談じゃなく、もうちょっとペースを上げたら両足とも一気に攣ってしまいそうです。ランで脚が攣りそうになるなんて初めての経験で、自分でも驚きました。ふくらはぎのような小さな筋肉ではなく、大腿四頭筋が攣りそうになるっていうのだから大変です。
仕方なくふがいないペースで走りました。時計をせずに走っていたので、実際のペースは分かりませんでしたが、体感的にはキロ5分ぐらいまで落ち込んでる感じです。5kmぐらいの短距離、キロ4分を切るスピードで走り切るイメージでのぞんでいたのに…。

エイドで水を受け取って、脚にかけたりもしましたが、まさに焼け石に水。こんなはずじゃない。こんなはずじゃ…。体が思うように動かないくやしさでいっぱいになりながら、3周目に何とか突入。
攣りそうな気配が少し弱まってきたところで、「前モモが死んでるなら裏モモだ!」と、お尻とハムだけに意識を集中して走りのフォームを修正。なんて言いながら、ペースはほとんど変わりません。いいペースでスーッと走り去っていく人を見ては、何とか着いていこうと試みるのですが、どうにもこうにも体が前に進みません。

しかし、5kmという距離はやはり短く、なんだかんだでゴールが近づいてきました。応援の人も多い最後のストレートに入って、全部出し切ろう!とラストスパート。この時だけは意外に脚が動き、まさに疾走。まわりに誰もおらず、単独でゴールテープに突っ込みました。なんだ走れるじゃん。もう最後ということで、脳がリミッターを外したのでしょうか。

完走の安心感と達成感で満たされましたが、最後に走れただけに、途中のふがいない走りが余計くやしくもなりました。スイムを泳ぎ切った感動もどこへやらです。
タイムがどうだったのか、自分で計っていなかったのでこの時は何も分かりませんでした。まぁ、とにかく無事完走。めでたしめでたしです。うーんでもくやしいなぁ。

応援してくれていた妻や母と合流し、片づけをしてバイクも回収。また自走で実家まで帰りました。打ち上げということで、実家ではケーキを食べ、自宅に帰ってからは体が欲するままに外でステーキを食べました。「打ち上げ打ち上げ♪」と言って、私と同じだけケーキとステーキを食べている妻が少し心配になりましたが…。

スタート前編からスイム、バイク、ラン編と長々と書いてしまいました。さぁ、これからじっくりレースを振り返り、敗因の分析と今後の対策を練りたいと思います。

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最も不安であったスイムを終えて、達成感に満たされ、もはやレースが半分終わったような気になった私ですが、水から陸にあがって二三歩走った時点で気が付きました。脚、というかモモがかなり重たいことに…。やばいぞ、これは。

とりあえずトランジションへ。用意しておいたハンドタオルで足先を拭いて、まずソックスを。しかし拭き足りなかったようで、濡れているとなかなかソックスって履けないものですね。さらにバイクシューズを履きます。上級者はバイクペダルにビンディングでシューズをセットしておいて、バイクに乗ってから履くようですが、この技は私はまだできません。ヘルメットをかぶり、サングラスを装着。いつも感じるのですが、この瞬間シャキーンと変身したような気分になり、一気にバイクモードに切り替わりますね。

さぁラックからバイクを外して押しながら走ります。乗車ラインまでが遠いのです。クリートがすり減るなぁなんて思いつつ、ヨタヨタ走り。
さぁ、ラインを越えていざバイクに跨り、スタートです。バイクは公園全体を大回りする周回コースを4周しての20kmです。
バイクコースには前のウェーブやそのまた前のウェーブの人たちが大勢走っているので、もはや自分がどのあたりの位置なのかよく分かりません。
スタートしてからしばらくは風向きがよかったのか、多少下りだったのか、結構楽に38km/hくらいまでスピードが出て、あれ調子いいかも?と一瞬思いました。しかし、ヘアピンカーブを曲がり、ゆるやかな上りに差し掛かるあたりでは、ガクッと30km/hを切るぐらいまでスピードが落ちたり、結局33、4km/hぐらいのペースに落ち着きました。最近のバイク練習の感じからして、レース本番のリミッター解除モードに入ったらもう少し速いペースで20kmぐらいだったら走れるとふんでいたのですが…。やはりスイムの疲れが脚にきているということでしょうか。
周回コースには結構細かなアップダウンがあります。少しずつ前の人をかわしていきますが、時に次元のちがうスピードで風を切り裂くような人が追い越していきます。自分も走っているくせに、感心して思わず「はえー」と笑っちゃいました。頑張れば自分もあんな風に走れるようになるんでしょうか。

この大会はスイムもプールですし、バイクもランも公園内で行われるので、初心者向けのレースに位置付けられています。クロスバイクやマウンテンバイクで出ている人も時々見かけましたし、レースデビューらしき人も多くいました。そのせいでしょうか。バイクでは追い越しているわけでもなく、ただ何となく右側を走っている人が結構いました。で仕方なく「右から抜きます!」と声をかけたりしましたが、私の声が小さくてよく聞こえなかったのでしょう。避けようとさらに右に寄ってしまう人がいたりして、危うく接触しそうになったり(舗装路からコースアウトしてよけました)。そんなことをぐずぐずやっていると、今度は「通ります!」という叫び声とともにハイスピード集団が迫ってきます。あわあわしていると、ガンガン左側から追い越していったり。なんだか色々と危なっかしいことがありました。

ようやくバイクも4周目の最終周です。次のウェーブの人でしょうか、いいペースで後ろから追い抜いていった人がいましたが、完全にドラフティングしています。ドラフティング野郎に負けるのは癪なので、何とか着いていきましたが、最後はランに向けてギアを軽くし、なるべくクルクル回すようにしましたので、その間に引き離されてしまいました。くそう、今日のところは見逃してやる…。と負け惜しみを言いながら、バイク終了。

さぁ、残すところはランのみです。

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[再録]2012昭和記念公園トライアスロン(炎のスイム編) [レース]

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この記事は2012年の昭和記念公園トライアスロンのレースレポートです(旧ブログの記事を加筆修正して再録)。


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書き出してみたら、スイムのスタートまでにだらだらと書き連ねてしまい失礼しました。

さぁスタート時間となりました。

同じ組の一団でプールに入ります。はぁドキドキ。
プールは周回コースを2周とちょっと泳ぎます。

思えば、一年前のこの大会が私のトライアスロンデビューでした(突如回想モードに入ります)。その頃はすでに半年近く、自分なりにプールに通って練習していた私でしたが、ほろ苦い記憶だけが残っています。
自分が遅いのはよく分かっているから、無理に張り合わないようにしよう。一周ぐるりの周回コースだから、とにかく内側の壁に沿って泳いでいれば無駄なく一周できるだろうと、考えてスタートした一年前の私でした。内側、内側と右手にプールの壁を見ながら泳いでいると、「コース外れてるよ」と監視の人にとめられました。え?と慌てて立ち上がると、実はこのプール、写真のように脇道があったのです。大回りしなきゃいけないところを、ショートカットしようとしたような感じですね。そんなこと、陸から見ればすぐ分かりそうなものなのに、やはりテンパっていたんでしょうね。
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あわわ、やばいやばいと正規のコースに目を向けると、ガーン!全員先に行っている…。正真正銘のビリになっていました。自分が遅いとは知っていましたが、本当のビリになることは予想していなかったので、あわてまくり。心臓がばくばく。パニックです。あたふた水に飛び込んで泳ぎ始めましたが、呼吸が完全にあがっているため息が続かず、すぐに立ち上がってしまいます。プールでよかった…。海なら完全におぼれてましたね。
プールサイドで応援してくれていた妻も、集団がわーっと泳いできて私の姿が見当たらず、あぁいっぱいいて見つけられなかった、なんて思っていたところ、まさかのはるか後方から私が泳いできて驚いたそうです。いやはや。
泳いでは立ってハァハァ。泳いでは立ってハァハァ。同じように止まって立つ人も出てきて、ビリではなくなりましたが限りなくそれに近い順位でした。ほとんどトランジションにバイクが残っていなかったのを覚えています。
というのが、一年前の私の散々なスイムでした。

あれから一年間、自分なりに練習を続けてきました。一回だけトータルイマージョンスイムのレッスンも受けました。行きつけのジムのプールでは、突如現れたスイマーオジサンが専属コーチとなってダメ出しをしてくれました。
だから、今回は750mを泳ぎ切る!
これからもっと長い距離のトライアスロンを目指すのだから、これぐらいの距離はプールとは言え脚をつかずに泳ぎ切ってみせる!それが自分に課した大きな大きな目標でした。

「スタート一分前!」

スタートのテープが張られます。自分は前に陣取っても邪魔をしちゃうだけなので、後ろの方に位置しました。タイムではなく、あくまで自分との戦いですから。でも、みんな結構詰めてくるんですね。こんなギュウギュウじゃまともに泳げないのでは、と思うのですが。なんて考えてる間に「30秒前」のコール。スタッフの人が「気合い入れていきましょう!(的な発言。よく覚えていない)」と叫び、こちらも「ウォー!」と叫び返し、気合いを込めた拍手で自らを鼓舞します。

「スタート!(だかホイッスルだったか、これまたよく覚えていない…)」

一斉に泳ぎ始めます。さぁ覚悟を決めて、私も突入です!
案の定、コースは人でギュウギュウです。目の前では脚がバタバタ。左右からは手がグイグイ。おぉ、これがトライアスロン名物のバトルっちゅう奴か!なぜかテンションが上がる私です。
多分実際はかなりマイルドなバトルだったと思います。だって上から乗っかられたり、脚をつかまれたり、ぶん殴られたりするっていうじゃないですか、本当のバトルって。それに比べると、単にお互い体をこすり合わせてるぐらいだったので、特に問題はありませんでした。でも実はここで一回脚を着いてしまいました…。人が多くて、本当にこっちの方向でいいのか不安になってきてしまい。でも、苦しくなってとか疲れて立ったわけじゃないので、これはノーカウントです。そういうことにして下さい。
しばらくして少しずつ人もばらけてきて、泳ぎやすくなりました。まだスタートしたばかりですが、とりあえずそんなに周りから遅れているような感じはしません。まぁ先頭の速い人たちはきっとはるか先に行ってしまったことでしょうが。

とりあえず周りと同じペースで泳げていることにうれしくなった私でしたが、むむ早速肩が重くなってきたぞ…。おかしい、練習でもこんなにすぐに肩に乳酸がたまってくるようなことは無かったのに。
自分の泳ぎをあらためて意識して分かりました。まったく伸びの時間がなく、ひたすら手を回していたのです。とりあえず集団に着いていきたい、という焦りから余裕の全くない泳ぎになっていたようです。
そこで、エントリーしたらすっと手足を伸ばし、水を滑る時間を作りました。その間は休めます。掻いて、伸びて~、掻いて、伸びて~。息継ぎも効率は悪いかもしれませんが、1ストローク毎に呼吸をするようにして、リズムを作るようにしました。しばらくすると、肩の重みが消え、やや楽に泳げるように。この切り替えができるようになっただけでも、自分としては成長したなぁと自画自賛してました、水の中で。
特にそれでペースが落ちたわけでもないようで、近くの人たちと抜いたり抜かれたり。時々立ち上がる人も出てきて、そうするとスーッと抜かしていきました。よしよし。自分との戦いだ、とか言っておきながらやっぱり抜かせば調子に乗りますし、抜かれるとくそっと思ってしまう自分がいますね。
ふと泳ぎながら、陸に目をやると妻の姿とともに、いつの間にか母が現れていました。どうやら遅れてやってきた模様。暑いのに悪いなぁなんて思う余裕はありませんでしたが。

ばらけてきたとは言っても、横幅に限りがあるプールなのでところどころで人とぶつかります。それにしても、よくぶつかるなぁと思っていたのですが。
周回コースとは言っても、実は結構くねくね曲がっているので、時々ヘッドアップして前を見なくてはいけません。で、顔を上げて前を見るたびに、全然違う方向に進もうとしていたことが分かり、あわてて方向転換ということが続きました。
もしかして、私、まっすぐ泳げていない?
普段プールで泳いでいると、底にはラインも引いてありますし、碁盤目状にタイルが貼ってあるので、曲がることなんてありませんでした。しかしこのプールは当然底に進行方向が書いてあるわけではありませんし、くねくねと曲がっています。後で妻や母には「あんた何であんなあっちこっち泳いでたの?相当無駄な距離泳いでたよ」と言われました。やっぱり…。
よく人にぶつかるなぁと思っていましたが、当然ですね。正しい方向に泳いでいた人たちに、私が横切るようにぶつかっていただけのようです。本当にすいません…。迷惑かけちゃいましたね。ぶん殴られなくてよかったです。

そうこうする内に、2周目も終了。あとは1/3周先でスイムアップです。ゴールが見えてきました。目標だった750m完泳がもう少しで達成できそうです。
おりゃー、この時ばかりはグイグイ掻きました。後で母には「あんた何で最後あんなにバタバタしてたの」と冷たく言われました。なるほど、どうやら本人が思っていたようには、ペースアップしていなかったようです(苦笑)。

兎にも角にも、たどり着きましたよ!栄光のスイムアップです。もはや私の中で、レースの大半が終わったと言っても過言ではありません。大いなる達成感に満たされながら、陸に上がりました。
と、同時に気づきました。

あ、脚がだる重だ!!

そんなやばい状態で怒涛のバイク編に突入です。やはりスイムは書きたいことがありすぎて、またまた長くなってしまいました。続く、ということで。

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